全国のスポーツクラブで大人気の格闘エクササイズ。
ボディコンバットやグループファイト、ファイドゥなどの格闘プログラムで、パンチやキックをハイテンションで打ちまくる快感は、ハマると抜け出せないものがあります。
今回は、そんな熱い格闘エクササイズの前に読むと、さらにテンションを高めてくれる漫画をご紹介。メジャーからマイナーまで、漫画好きの管理人やまぴーが自信を持ってオススメする12選です。
普段でもアツいレッスンが更にアツくなること間違いナシ!
覚悟はいいか?オレはできてる
オラ無駄の快感『ジョジョの奇妙な冒険』
激アツ度 | ★★★★☆ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★★★★ |
ポーズ豊富さ | ★★★★★ |
はじめに紹介するのはもちろんジョジョです。このブログのメインテーマです。フィットネスなんてオマケです。
「スタンド」と呼ばれる超能力を使ったバトル漫画で、タイトルと主人公を変えながら30年以上も連載しているます。
。バトルでのパンチの応酬シーンは、格闘エクササイズ好きの心に刺さること間違いナシ。
肉弾戦が好きな人は第三部か第五部がオススメ。
残念ながら我々の大半がスタンドを使えないため、動きを参考にすることは不可能です。しかしレッスン中に使えるセリフは豊富。
たとえば、すごい動きを見せたインストラクターに向かって、
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!
と称賛したり。逆にイントラ側は、
またまたやらせていただきましたァン!
と返したり。
他にも、実際のセリフを少し変更させれば、
「スタジオレッスンは出る」「筋トレも行う」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「ジム馬鹿」のつらいところだな
とか、
なになにジョジョ?
常連が前列に固執してはなれない?
ジョジョ、それは無理矢理引き離そうとするからだよ
逆に考えるんだ
「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ
などの、使いやすい名言が揃っています。
また「ジョジョ立ち」と言われる特殊なポージングは、体幹トレーニングにも効果的です。多分。
ジムへ行くときはプロテインと共に常備したい一冊です。
格闘漫画の王者『グラップラー刃牙』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★★★★☆ |
名言の多さ | ★★★★☆ |
インフレ度 | ★★★☆☆ |
もはや国民的格闘漫画の地位を築いた『バキ』シリーズ。
タイトルを微妙に変えながら現在も連載中です。
かつては「超能力を使わない格闘漫画の限界点」でしたが、最近は宮本武蔵を現代に蘇らせたり、石炭をもの凄い握力で圧縮してダイヤモンドにしたり、並の超能力漫画よりタチの悪いパワーインフレが起こっています。
長期連載のため熱いバトルはたくさんありますが、中でもやまぴーのおすすめは死刑囚編の花山VSスペック戦。
スペックの無呼吸連続打撃に対する花山の一撃入魂パンチや、瀕死からの逆転馬乗りフルボッコなど、読めば爪が食い込むほど拳が熱くなるはずです。
格闘漫画なのに、あまり動きが参考にならないのも逆に魅力です。
一方で、レッスン中に使えそうなセリフは豊富。
競うな!持ち味をイカせッッ
わたしは一向にかまわんッッ
矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやァ…
ヒョ――ッ やりたい放題だぜッッ
もうこんなに闘いたい
など、シンプルで使いやすいプチ名言が揃ってます。
格闘エクササイズ好きなら、マストで押さえるべき漫画でしょう。
格闘漫画の麒麟児『ケンガンアシュラ』
激アツ度 | ★★★★☆ |
ガチ格闘度 | ★★★☆☆ |
名言の多さ | ★★☆☆☆ |
予測不能度 | ★★★★☆ |
web連載から人気を伸ばしアニメ化もした格闘漫画です。
舞台は現実世界ですが、人外の力を手に入れたキャラが多いため、ファンタジーに片足突っ込んでます。主人公が戦うときに毎回リミッターを外すため、常に死にかけているとシチュエーションも心をくすぐります。
また、バキ以外に32名出場トーナメント戦を描き切ったのは『ケンガンアシュラ』ぐらいではないでしょうか。しかも32名以外にも格闘家が登場するのでバトルロイヤル好きにはたまらない展開です。記憶力が弱い人にもたまらない展開です。
登場する格闘スタイルが個性豊かで、必ずお気に入りが見つかるはず。絵も上手く、正直バキより一般ウケすると思います。いい意味で先の展開が読めないのも魅力です。
なお、この漫画は格闘家に必ずスポンサー企業がついています。ケンガンアシュラにハマった人は、ぜひ企業ロゴが目立つウェアを着てレッスンに出てください。
同じ世界観で展開されている『ダンベル何キロ持てる?』も、トレーニング女子にオススメの漫画です。
何もかもが規格外『衛府の七忍』
激アツ度 | ★★★★★★★★★★ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★★☆☆ |
理解不能度 | ★★★★★ |
今回紹介する漫画のうちで一番激アツなのがこの『衛府の七忍』
コミックスを読むときに鍋つかみがないと火傷しそうな熱さです。
舞台は江戸時代、徳川幕府に虐げられた七人の賤民が怨身忍者と化して反旗を翻す時代劇です。格闘漫画というよりは破天荒なチャンバラ劇かな。
もはやコマのひとつひとつから熱気がたぎるほどのアツさ。
ひょっとしたらレッスンで気持ちを高める前に燃え尽きてしまうかもしれません。それほど熱がヤバいです。
そして、ご覧のとおりクセもすこぶる強いです。生理的に無理な人もいるでしょう。
「ジョジョの絵が気持ち悪い」とかのレベルじゃありません。臭いで例えれば、『ジョジョ』が納豆で『衛府の七忍』はシュールストレミングです。
かなり漫画を読んでるやまぴーでも「何コレ?」と、読んでる最中に理解不能に陥ることもしばしば。
これ江戸時代の話だよね?
名言もクセが強すぎて、ちょっと文字に起こせないレベルです。もちろんレッスン中に口に出したら即刻退出でしょう。
やまぴーは大好きですが、かなりの劇薬です。挑戦したい人は是非。
山口貴由先生の前作となる『シグルイ』も、激アツなオススメ漫画です。
島津が怖すぎる『ドリフターズ』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★☆☆☆ |
島津狂人度 | ★★★★★ |
「漂流者」という意味の『ドリフターズ』です。アニメ化もしてます。志村や加藤がいるグループではないです。
島津豊久や織田信長、ハンニバルなど歴史上で生死不明となった人物たちが、異世界に飛ばされてエルフを味方にオークと戦う、なかなか中二向けな漫画です。ライバル側には土方歳三やジャンヌ・ダルクまでいます。
ただ、読むとかなりテンションが上がる漫画です。
おそらく登場人物(味方側)の大半が戦闘狂という設定だからでしょう。
特に主人公の島津豊久が完全に狂ってます。サムライというより首狩り族です。
島津家の子孫から抗議がくるんじゃないかと心配になるレベルです。
しかし、そんな設定が格闘エクササイズ好きを熱くさせるのもまた事実。黒ベタの陰影多めな絵柄もテンション上がります。
オールスターバトルが好きな人にもオススメです。未読の人は是非。
セリフのバイブル『エアマスター』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★★★★★★★★★ |
カワイイ度 | ★☆☆☆☆ |
無敵の女子高生がストリートファイトする格闘漫画です。アニメ化もしてます。
セリフの熱さでいえばこの『エアマスター』が断トツ。名セリフに赤線引いたら、ページのほとんどが真っ赤になりそうな勢いです。
「本気にさせたな」をはじめ、全バトルのセリフがドスドス刺さります。
バトルでない場面のセリフまで熱いから始末に負えません。
たぶん、セリフの熱さだけなら柴田ヨクサル先生が漫画界トップでしょう。
その反面、格闘シーンは実戦に活かせる要素が皆無です。現実世界が舞台で、しかも超能力も登場しないのに、ファイトにまったく現実感がありません。ある意味「潔い」とさえ思えます。
「セリフで熱くなりたい!」という人にはピッタリな漫画です。
うんちくが熱い『ホーリーランド』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★★★★★ |
名言の多さ | ★☆☆☆☆ |
うんちく度 | ★★★★☆ |
家にも学校にも居場所がない引きこもりのいじめられっ子が、夜の街で自分の居場所(ホーリーランド)を守るため不良たちに戦いを挑む物語です。TVドラマにもなりました。
ストリートファイトという設定ながら、かなり現実に基づいた(気がする)格闘漫画です。空手やボクシングの戦い方はもちろん、剣道家やヤンキーと戦うときのレクチャーまでしている漫画は『ホーリーランド』ぐらいでしょう。
「この技は実戦だとさ…」と、格闘エクササイズにガチっぽくやりたい人にはピッタリな作品です。(そして「動きがおかしい」とイントラから注意されます)
また、キャラのセリフや戦う姿より作者の格闘技解説を読んでるほうが熱くなる不思議な漫画です。
「自分の居場所を守るために街の不良たちと戦う」という設定も、スタジオレッスンでいえば「強引に場所取りをする常連から居場所を守る」という状況に通じるものがあると思っています。
「弱い主人公が強くなっていく」という王道展開の漫画でもあります。
すべてがデカ過ぎ『シャドウスキル』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★☆☆☆ |
中二病度 | ★★★★★ |
拳と魔法のファンタジー世界を舞台に、細部まで描き込まれた大コマだらけで戦いを繰り広げるキングオブ中二病漫画、それが『シャドウスキル』です。
倒れては立ち上がって必殺技を出し合うループ漫画といえば「聖闘士星矢」が有名ですが、やまぴーは『シャドウスキル』のほうが格闘エクササイズ好きにはハマると思ってます。
だって中二病テイストがすごいから。どんなに瀕死の状態でも「我は無敵なり」とかつぶやくと即回復です。
「武技言語」という自己催眠らしい。レッスンで疲れたときに真似したくなるね。
巨大な当て字で繰り出される技名もキュンキュン刺さります。
これまた「鋭暴(エルボー)!」とか真似したくなります。
自分の血で顔にほどこすメイクも、プロテインパウダー代用で真似したくなります。
なんだかんだ言って中二モノって基本熱いです。ゴッコ遊びにハマった人にはオススメの漫画です。
かつての名作『はじめの一歩』
激アツ度 | ★★☆☆☆ |
ガチ格闘度 | ★★★★★ |
名言の多さ | ★★☆☆☆ |
先行き不安 | ★★★★★ |
国民的に有名なボクシング漫画です。現在はかなり迷走してますが、鷹村が世界チャンピオンになるあたり(44巻)までの展開は今読んでも熱いです。
パンチを避けるウィービング動作でデンプシーロールを思い出す人も多いはず。
マニアになれば、フックのたびに八戸拳闘会を思い浮かべるかもしれません。正統派ボクシング漫画なのでパンチの打ち方やフットワークは非常に参考になるものばかりです。
ただ、ガゼルパンチは打ち上げアッパーなのでレッスン中にやると注意されます。
千堂のジョルトもフックかアッパーかわからない軌道なので多分怒られます。
パンチに加えて、フットワーク関連の描写も超カッコいいです。やまぴー的には打撃戦よりフットワーク戦のほうが刺さります。
名言はあまり多くありませんが、テンションも上がるしパンチの参考にもなる王道ボクシング漫画です。(途中までは)
可愛くない女子格闘技漫画『鉄風』
激アツ度 | ★★★★☆ |
ガチ格闘度 | ★★★★★ |
名言の多さ | ★☆☆☆☆ |
カワイイ度 | ★☆☆☆☆ |
女子高生が総合格闘技を始める女子格闘漫画です。ってことで女性にオススメです。
女子格闘とはいえ、熱いところはしっかり熱い。各キャラに空手やレスリングなどの得意スタイルがあり、少年漫画のいいトコ取りな感じです。
なお、戦闘スタイルは様々ですがどの娘も可愛くないです。なんのために女だらけにしたのか理解できないほど可愛くないです。もはや魅力さえ感じます。
もちろん恋愛要素も皆無。その代わりなのか、兄妹間の歪んだ確執とかはあります。
主人公は最初から才能に恵まれている珍しい天才タイプ。しかも「リア充の人間が嫌い」という歪んだ性格の持ち主です。
対するライバルは努力型というのも珍しい設定。
王道を貫きつつ変化球が豊富という、隠れた名作です。
可愛い女子格闘技漫画『ハナカク』
激アツ度 | ★★★★☆ |
ガチ格闘度 | ★★★★☆ |
名言の多さ | ★☆☆☆☆ |
カワイイ度 | ★★★★★ |
先ほどの『鉄風』と同じく、こちらも女子高生が総合格闘技を始める女子格闘漫画です。
『鉄風』と違う点は、こちらの主人公はひ弱な運動オンチというところ。エクササイズ初心者には共感できる部分が多いと思います。
また『鉄風』とちがって女の子がかわいいです。
かわいい絵柄で読みやすいのに、熱い部分はしっかり熱い。
4巻で終わったのが信じられないクオリティの高さです。
余談ですが、この作者はかつて「ロケットでつきぬけろ!」という漫画で(悪い意味で)有名になった人です。
あれだけ世間からボロクソ言われていた漫画家が、描くのを辞めないどころか激アツな漫画を描くようになっていたとは。
当時の炎上っぷりを知っているやまぴーとしては、驚きと喜びを隠せません。
そういう意味でも心が熱くなる漫画です。
駆逐しちゃうぞ『進撃の巨人』
激アツ度 | ★★★☆☆ |
ガチ格闘度 | ★☆☆☆☆ |
名言の多さ | ★★☆☆☆ |
駆逐したい度 | ★★★★★ |
本屋で平積みされることも多い有名漫画。戦う相手が巨人のため、格闘漫画とは言えません。
しかし、『進撃の巨人』は名言が豊富です。しかも「心を奮い立たせる」というよりは、スタジオで隠語的に使えるタイプのやつです。
スタジオでおかしな動きをしている奴に「奇行種だ!」と叫んでみたり。
他店から来て暴れる連中を見て「駆逐してやる!」と息巻くのもいいでしょう。取られた場所を奪い返すことを「ウォール・マリア奪還作戦」などと名付ければ、あなたも立派な調査兵団です。
レッスン後に体重計に乗って「なんの成果も!!得られませんでした!!」と言ってみるのもオツですね。
ちなみに漫画自体は緻密に伏線が盛り込まれた名作。格闘エクササイズ関係なくオススメです。
格闘エクササイズおすすめ漫画まとめ
以上、やまぴーが選ぶ『格闘エクササイズの前に読むとテンションが上がる漫画12選』でした。
- ジョジョの奇妙な冒険
- グラップラー刃牙
- ケンガンアシュラ
- 衛府の七忍
- ドリフターズ
- エアマスター
- ホーリーランド
- シャドウスキル
- はじめの一歩
- 鉄風
- ハナカク
- 進撃の巨人
テンションが上がればカロリー消費量も上がります。良いことづくめですよマジで。
今回紹介した漫画で格闘エクササイズをさらに楽しんで、さらに汗をかいてください!
ただ、周りからどんな目で見られても責任は取れませんよ。
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