スポーツクラブ初心者向け ダンスとダンスエクササイズの違い

こんにちは、スタジオレッスン大好きのやまぴーです。

スポーツクラブにはたくさんのスタジオレッスンがあります。
今回は、そのなかでも間違われやすいダンスとダンスエクササイズのレッスンの違いについて説明します。

これを読んで、ご自身の目的に合うクラスを選んでください。

各クラスの種類

まずは、スポーツクラブやフィットネスクラブで受けられる主なクラスを紹介します。

ダンスクラスの種類

ストリートダンスクラス

スポーツクラブで参加できる代表的なダンスクラスは以下の通りです。

ヒップホップダンス[HIPHOP]、ハウスダンス[HOUSE]、などのストリートダンス[STREET DANCE]と、ジャズ[JAZZ]、バレエ[BALLET]などのクラシックダンス[CLASSIC DANCE]が、スポーツクラブで参加できるダンスクラスの二大ジャンルとなります。
その他にも、ラテンダンス[LATIN]、ベリーダンス[BELLY]、フラダンス[HULA]、社交ダンス[BALLROOM]などのクラスを設けているスポーツクラブもあります。

基本的には、1レッスンで1ジャンルのダンスを習います。ヒップホップジャズ[HIPHOP JAZZ]というクラスがある場合も、ヒップホップとジャズを習うわけではなく、ヒップホップジャズというひとつのジャンルのダンスになります。

難易度は入門~初級クラスがほとんどです。スポーツクラブのレッスンのため、初心者を対象としたクラスが大半です。難易度の高いクラスはありません(一部例外あり)。

ダンスクラスは、スポーツクラブ以外でもダンススクールや専門のダンス教室でレッスンを受けることも可能です。スポーツクラブからダンスを始め、専門性を求めて外のダンス教室に通いだす人もいます。

ダンスエクササイズクラスの種類

ダンスエクササイズクラス

スポーツクラブで参加できる代表的なダンスエクササイズのクラスは以下の通りです。

MOSSAのグループグルーヴ[GROUP GROOVE]、レスミルズのボディジャム[BODYJAM]、ラディカルフィットネスのメガダンス[MEGA DANZ]、ズンバ[ZUMBA]、リトモス[RITMOS]、バイラバイラ[BAILA BAILA]、DDDハウスワークアウト[DDD HOUSE WORKOUT]など。各団体が提供しているフィットネス・プログラムです。

グループグルーヴやボディジャム、リトモスなどは、1レッスンでヒップホップやラテンなどの様々なジャンルのダンスが展開されます。ズンバやDDDハウスワークアウトなどは、1レッスン1ジャンルとなります。

どのレッスンでも振り付け(コリオ)が決まっているため、難易度の概念はありません。コリオはプログラムを提供する各団体が考案しています。(詳細は後述します)

ダンスエクササイズは、スポーツクラブやフィットネスクラブで行われることが大半です。社交ダンスやストリートダンスのように、専門のダンススクールがあることはほぼありません。

ふたつのクラスの違い

それでは具体的に違う点を項目ごとにチェックしていきます。

クラスの目的

ダンスクラス:ダンスが上手くなること
ダンスエクササイズクラス:汗をかくこと、痩せること

ふたつのクラスの最大の相違点がここ。注目すべきはダンスエクササイズの目的で、こちらの主目的はエクササイズです。ダンスが上手くなることもありますが、ダンスクラスとは全くの別物です。むしろ、エアロビやボクササイズと同じ、カーディオ(有酸素運動)のクラスとなります。

インストラクターの先生が上手いのは、ダンスエクササイズの練習をしたからではありません。ダンスの練習をしていたからです。
ですので、ダンスが上手くなりたい人はダンスクラスを選びましょう。その代わり痩せません。
反対に汗をかきたい人がダンスクラスに参加しても、説明ばかりで不完全燃焼になると思います。

余談ですが、ダンスエクササイズのイントラさんに「これに出たらダンスが上手くなりますか?」と聞いたら「ええ、まあ」とやんわり肯定すると思います。
反対に、ダンスのイントラさんに「これに出たら痩せますか?」と聞いたら、「いいえ」と即答するはずです。

クラスの進行

ダンスクラス:ストレッチ、基礎練習、振り付け
ダンスエクササイズクラス:はじめから音楽に合わせて

一般的な流れとして、ダンスクラスは最初に数分間のストレッチ、次にジャンルの基礎となる動きの練習、最後に音楽に合わせて振り付けの練習、となります。
基礎練習も振り付けも、まずは「カウント」と呼ばれる音楽なしのゆっくりなリズムでインストラクターの説明を聞きながら動きを習得していきます。
レッスンの締めとなる振り付けは、実際に音楽に合わせて踊ると20秒にも満たないこ
ともザラにあります。

一方、ダンスエクササイズのクラスは、はじめから終わりまで休憩を除いて音楽がずっと流れています。動きを間違える会員が多いからといって、イントラが音楽を止めて動きの説明をすることは絶対にありません。有酸素運動のクラスですから心拍数を下げないのが基本です。音楽が流れているなかで、イントラは「キューイング」と呼ばれる動きの指示を出します。
事前のストレッチもありません。ストレッチを入れるイントラもいますが数十秒程度のもので、ダンスクラスよりかなり短いです。

またほとんどの場合、ダンスクラスのインストラクターは鏡を向いています。ダンスエクササイズクラスでは、会員と対面でレッスンを行います。

ダンスとダンスエクササイズのインストラクター

基本的にダンスクラスは「習いごと」のクラスです。ダンスを「習う」とはいいますが、ダンスエクササイズを「習う」という人はいません。いたらその人はイントラのタマゴでしょう。

振り付け、コリオ

ダンスクラス:インストラクターごとに異なる
ダンスエクササイズクラス:共通のコリオ(プレコリオ)

ダンスクラスではインストラクターがすべての進行を考えます。ストレッチの種類や時間、基礎練習で何をするか、どのような音楽でどういう振り付けを行うか、すべてインストラクターが個々に決めています。そのため、同じ名前のレッスンでも先生が違えば内容は大きく異なります。A先生のジャズダンスに長年通い続けて動きのほとんどを覚えたけど、B先生のジャズダンスに出たらまったく動けなかった、ということはザラにあります。

一方、ダンスエクササイズのクラスでは、プログラムを提供している団体が振り付け
(コリオとも呼ばれます)を考えています。そのため、どのインストラクターのクラスでも「この曲ではこのコリオ」というルールが徹底しています。このようにコリオがあらかじめ決まっていることを「プレコリオ」といいます。
プログラムを提供している各団体は数ヶ月に一度のペースで新しい曲とコリオを発表して、参加者の興味を継続させています。

インストラクターの資格

ダンスクラス:特になし(ダンスが上手ければ)
ダンスエクササイズクラス:各団体からの許可が必要

ダンスクラスのインストラクターになる場合、とくに資格は必要ありません。各スポーツクラブで実技面接を受けて合格すればイントラになれます。

一方、ダンスエクササイズクラスのインストラクターになりたい場合は、プログラムを提供している団体の研修を受け、ライセンスを取得する必要があります。合格後も団体が提供するプログラムに従ってレッスンを行う必要があります。レッスンのDVDも都度購入する必要があります。

このように聞くとダンスエクササイズのインストラクターはレベルが高そうに感じるかもしれません。しかし、簡単な研修でライセンスが取得できるプログラムもあるため、スキルの低いインストラクターが現場に立つ場合もあります。ダンスクラスでも同様です。

間違われる原因

比較してみるとかなり違いのあるダンスとダンスエクササイズのクラス。なぜ混同されてしまうのでしょうか。やまぴーが考える理由はふたつです。

エクササイズでもダンススキルが高い

メインは有酸素運動であるダンスエクササイズですが、インストラクターのダンススキルが高いです。本来、ダンスエクササイズの資格はダンス経験がなくても取得可能です。しかし近年はダンス経験のあるダンスエクササイズのイントラがどんどん増えています。

そしてダンスエクササイズのコリオ自体もどんどん本格的なダンスに近くなっています。下のダンスエクササイズ動画は、見ているだけではどちらのクラスの動画かわかりません。

DDD HOUSE WORKOUT vol.20 “Greatest”

このように、ダンスエクササイズのクラスのダンススキルは年々上がりつつあります。

YOUTUBEに蔓延する自称ダンサー

一方で、ダンス側では逆の現象が起きています。ダンスの動きを見るためにYOUTUBEを利用する人は多いでしょう。しかし、YOUTUBEのダンス動画には多くの偽物が紛れています。

たとえば、ハウスダンスにトレインというステップがあります。YOUTUBEで絶大なアクセスを誇るトレイン動画がこちら。

しかし、プロのダンサーのトレインは以下のとおり。

見比べると差は一目瞭然です。実際のトレインはピョコピョコ跳ねたりはしません(列車は跳ねない)。

残念なことですが、YOUTUBEでは上手いダンス動画が上位表示されるわけではないのです。タイトルのつけ方が上手かったり、すでにアクセスが多い動画が上位表示されます。

Googleで「ダンスエクササイズ」と検索すると、先ほどの間違ったトレインのダンサー動画が一番上に表示されます。「激痩せダンス」など、本業のダンサーならプライドが邪魔して絶対につけられないタイトルをつけています。ダンススキルは疑問ですが、ウェブマーケティングのスキルは一流です。

しかしながら、多くの人は真偽のほどを知りません。検索して上位表示されたダンス動画が偽物だったとしても「プロのダンサーはこの程度か」と誤解してしまうのです。

「ひとりで多ジャンルを解説している」「J-POPの振り付けを解説している」「やたら痩せることを強調している」こういう動画をアップしているダンサーは要注意です。

まとめ

以上がダンスクラスとダンスエクササイズクラスの違いについて、そしてふたつのクラスが混同される理由になります。似ているようで、実はかなり違いがありますね。

もちろん、ふたつのクラスに優劣の差はありません。そもそも、参加する目的が違うので比べることができないと思います。目的や気分に合わせてクラスを選択すればよいでしょう。

個人的に、両方のクラスに参加している人が意外と少なく感じます。あまり難しく考えずに、いろいろなクラスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。新しいスタジオレッスンの楽しさが見つかるかもしれませんよ。

今日もスタジオレッスンを楽しんでください!

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