こんにちは、やまぴーです。
格闘技系スタジオレッスン「グループファイト」にはたくさんパンチ技が登場し、それぞれのパンチに打ち方のポイントと注意点があります。
そこで、やまぴーがこれまでグループファイトに参加してトレーナーさんから教えてもらったパンチ技のポイントをこの記事にまとめました。よかったら参考にしてください。
なお、このページの説明は100%やまぴーの独断です。トレーナーさんの説明と異なる場合は、トレーナーさんが正しいとお考えください。
※このページは随時更新します。
パンチ技共通のポイントと注意点
まず、パンチ技全体に共通するポイントと注意点から説明します。
はじめに拳の握り方と構えです。開いた手を小指から順番に握っていき、最後に親指をつけます。親指を中には入れません。
両拳は顔の横、正確にはほっぺの下あたりにセットします。ヒジと脇は開かないように締めて、肩は上げずに力を抜いてリラックス。
ニュートラルスタンスの場合は両拳を同じ位置に、ファイトスタンスの場合は右前ならば右拳を前にセットします。
これが基本の構えです。気を抜いたり疲れてくると、いつの間にか両腕が下がってきます。パンチを打っていないときの両拳は、顔の横に構えるよう注意しましょう。
次にパンチの打ち方です。
パンチを打つときは、打つ方の足をつま先立ちにしてカカトをひねること。カカトをひねることによりエクササイズ効果が高まります。
パンチを連打する場合はカカトをひねると間に合いません。そのときはパンチに合わせて足踏みをしましょう。
またパンチは腕だけでなく、肩甲骨から押し出して打つイメージで打ちましょう。パンチごとに上半身も動きます。全身を使ったほうが運動効果が高いです。
ただし、ストレート系のパンチを打つときは、ヒジの関節が伸びきらないように注意しましょう。伸びきって打つとケガの原因になります。
実際の格闘技ではテレフォンパンチと呼ばれる打ち方ですが、こちとらエクササイズです。実戦どうこう言う人はボクシングジムか空手道場にでも行ってください。
ジャブのポイントと注意点
ファイトスタンスで手前の腕から打つパンチがジャブです。ニュートラルスタンスの場合は両方ともジャブになります。
自分と同じ背丈の相手の鼻を目がけてまっすぐ拳を出す、そして同じ軌道で戻す。ゆっくりのときはカカトもひねります。
連打するときは、速く出すことだけでなく戻すことを意識するとよいです。疲れてくると腕が伸びずパンチが弱くなってきます。しかし、ここで頑張って伸ばすと運動効果はアップします。
猫パンチになる人は、構えの拳が開きすぎてる場合があります。親指の爪を相手に見せず、自分のほうへ向けて構えましょう。パンチの軌道もボール投げではなく直線です。やや内側にひねって打つと綺麗に打てます。
ここからはちょっと変わったジャブの説明です。
ステップジャブは、踏み込んだ足と同じ側の手で打つジャブです。出した手と足はすぐ戻します。ジャブありながらパワフルなパンチです。
ジャンプジャブは、ジャンプして打つジャブです。頂点に合わせて打ちましょう。
ウォーキングジャブは、歩きながら打つジャブです。前足を出すタイミングに合わせてリズミカルに打ちましょう。
クロスのポイントと注意点
ファイトスタンスで後ろ側の腕から打つのがクロスです。ニュートラルスタンスのときも、横方向へクロスを打つこと(右方向へ左クロスなど)があります。ジャブよりパワーを込めた強いパンチになります。
カカトをひねるのはもちろん、上体もひねり打つ側の肩を反対側の肩より前に出します。なるべくパンチを遠くへ伸ばすイメージです。
パワフルなパンチのため、反対側の拳に意識がいかず下がりやすくなります。逆の拳は常に顔の横へセットです。
ここからはちょっと変わったクロスの説明です。
パワークロスは、踏み込んで打つよりパワフルなクロスです。踏み込みは両足同時の場合と、後足→前足の場合があります。打った腕を戻す反動でステップバックすると戻りやすいです。
ジャンプクロスは、前進ジャンプしながら打つクロスです。ジャンプニー代わりの大技なので、思いっきり打ってください。
ステップクロスは、JUL19で登場した歩くように手足を動かしながらリズミカルに打つクロスです。説明が難しいので、詳しく知りたい人はこちらを参照ください→グループファイトJUL19[BOX]について
フックのポイントと注意点
ヒジを90度に曲げて水平に打つパンチです。自分と同じ背丈の相手のほっぺを殴るイメージ、打った瞬間に「腕時計を見る」ようなポーズになります。
こちらも腕だけで打たないこと。むしろ腕はヒジを曲げて固定して、上半身をひねることで相手に当てるイメージです。もちろんつま先軸にカカトは回旋します。
また拳は振り切らずに、ピタッとホッペで止めること。そこから最短の軌道で構えのフォームに戻ります。
ここからはちょっと変わったフックの説明です。
ボディフックは、ボディを水平軌道で打つフックです。よってスタートの拳の位置は下、その分腰も落とします。背中は丸めません。拳をタテ方向、自分の親指の爪が見えるように構えるのもポイントです。
ステップフックは、踏み込んだ足と同じ側の手で打つフックです。出した手と足はすぐ戻します。踏み込む分、パワフルなフックになります。
アッパーのポイントと注意点
ヒジを90度に曲げて、垂直に相手のアゴを打つパンチです。間近より、やや離れた相手を想定して打つのがグループファイトのスタイルです。
腕だけで打とうとすると、バイセプスカールの筋トレみたいになります。腕を動かすのではなく、ヒジを曲げて固定した腕を全身で打ち上げるイメージです。
また、打ち上げずにアゴの部分でピタッと拳を止めるのがポイントです。連続アッパーのときは、横に8の字を描くように”∞”肩を動かすと打ちやすいです。
ここからはちょっと変わったアッパーの説明です。
ステップアッパーは、踏み込んだ足と同じ側の手で打つアッパーです。他のステップパンチ系と異なり、足を戻すときもアッパーを打つことがあります。そのときは打つ手と戻す足が対角になり、ちょっと難しくなります。
ボディのポイントと注意点
相手のお腹を目がけて水平に打つパンチです。「リップ」ともいいます。打ち上げるアッパーと軌道を間違えやすいですが、ボディはタンスの引き出しを開け閉めするイメージです。
打点は下ですが背中は丸めません。腰を少し落とすと打ちやすくなります。ゆっくりの場合はここでもカカトを回します。
連続ボディのときはいちいち腕を顔の横に戻さなくてもOKです。いちいち戻すと脳トレになります。ただし、ボディが終わったあとも腕が下がったままになりやすいので気をつけましょう。
ダウンパンチのポイントと注意点
倒れた相手を想定して上から打ち落とすパンチです。打つ前にヒジを高く上げるほど運動効果が高まります。
拳が床に着くくらい下げますが、背中は丸めません。よって打つ瞬間にランジ動作で腰を落とします。また、ホントに床は打ちません。打ったら痛いです。
打たない方の手は、顔の横に構えたままの場合と、打つ方へ下ろして狙いを定める場合と2パターンあります。
またバリエーションとして、踏み込みながら打つバージョンや、一度ジャンプしてから打ち下ろすバージョンがあります。
スピードバッグのポイントと注意点
目の前のパンチングボールを叩くイメージで両手(または片手)を回す動作です。スピードボールともいいます。
パンチングボールは自分の目線より少し上をイメージします。肩からヒジまでは固定して、ヒジから先を回してパンチします。速く回すほど運動効果アップです。
ファイトスタンスのとき顔の横で回す人が多いですが、顔の前で回すのが正解です。横で回すと後ろ側の手がラクなんですけどね。
なぜか回してるときはスタジオがフィーバーすることが多いです。
リズムパンチのポイントと注意点
左右のパンチを「タタン」とリズミカルに打つ、いわゆるワンツーパンチです。打撃音が入ることが多いので、音に合わせて打ちましょう。早取りは厳禁です。
速いですが、速いからこそ手打ちではなく肩からパンチを出すように。一発目を打って肩を戻すと同時に、逆側の肩を出して二発目を打つイメージです。
ここからはちょっと変わった連続パンチの説明です。
5パンチは名前通り左右交互にパンチを5発打ちます。パンチが多いためリズムを合わせるのが難しいです。最後にエルボーを加えるバージョンもあります。
7パンチは名前通り左右交互にパンチを5発打ちます。7発目を強く打つのが特徴です。リズムが速くないので難しくはありません。
正拳のポイントと注意点
ボクシングのパンチではなく、いわゆる空手パンチです。ストレートですが、相手の顔ではなくみぞおちを狙って打ちます。
打った腕は出したままでOK、その代わり一発ずつ力を入れて速く&強く打ちます。ファイトスタンスで手前側の腕でも正拳だけは全力です。
打たない手はヒジを曲げて脇腹へ固定します。こちらのモーションも瞬時に。打つ側と同じぐらい引く側も重要です。
打つ瞬間に少しだけ腰を落とすと決まります。また正拳のときだけは、拳を少し下げたマーシャルアーツガードと呼ばれる構えになります。いわゆる空手家の構えです。
スーパーマンパンチのポイントと注意点
ヒザを上げて一瞬止まってから、ジャンプと同時にクロスを打つのがスーパーマンパンチです。元はヒザ蹴りと見せかけてパンチするフェイント技が、プロレスなどの大技として使われるようになりました。
ヒザを上げたときに腕を引いて力を溜め、そこから爆発するように片足ジャンプしてクロスパンチします。クロスする腕はもちろん、ニーで上げた足も後方へ伸ばします。スーパーマンと呼ばれる所以です。
ジャンプの高さは調節可能で、イージーオプションとして跳ばないのもOK。あまり急に力を入れるとギックリ腰になるので気をつけましょう。
ダブルパンチのポイントと注意点
両手で前方へストレートを打つのがダブルパンチです。素早く連打することはないので、一発ずつ強めに打ちましょう。打つと同時に前へホップ、ホップバックして構えに戻ることが多いです。
ここからはちょっと変わったダブルパンチの説明です。
ダブルボディは、両手で打つボディです。ポイントはダブルパンチとほぼ同じです。
ショーブは、打撃ではなく相手のガードを両手で崩す動作です。JUL15で登場します。拳を握るのではなく掌を開いて、やや小指側の側面を押し出すように打つのがポイントです。
※追加情報あれば随時更新します。
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