2020年4月1日、多くのスポーツクラブでコロナ騒動によって自粛していたスタジオレッスンが再開されました。
世間ではいまだコロナ自粛が叫ばれるなかでの再開、スタジオレッスンに参加しても大丈夫なのか心配な人も多いでしょう。
そこで今回、やまぴーが実際に再開されたスタジオレッスンに参加して、感じたことを紹介します。
レッスンに参加したい、もしくはスポーツクラブの安全性が気になる人はぜひ参考にしてください。
結論から先に言えば、スポーツクラブが行うコロナ感染対策は万全でした!
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スポーツクラブ全体のコロナ対策を見た感想
4月1日にスタジオレッスンが再開されてから、やまぴーは2店舗のスポーツクラブでスタジオレッスンに参加しました。以下はその2店舗での感想をまとめています。
まず、来館すると同時にスタッフが手指消毒を勧めてくれます。施設入口のドアそばに、消毒や検温計、来館者ひとりひとりに渡すミニタオルなどのコロナ対策のグッズが並べてられています。
やまぴーは生まれて初めて検温計を使ってみましたが、おでこを出せば一瞬で体温を測れるんですね。すごいアイテムだな。
スタッフは全員マスク着用、来館者ひとりひとりへめっちゃ声掛けしてました。施設全体の換気も24時間ずっと行っているそうです。気合入ってます。
マシンジムエリアにあるランニングマシンやエアロバイクは、一台おきの利用となっており、利用者同士の距離が十分に確保できています。ストレッチエリアでもあらかじめマットを置く目印があり、スペースの確保はバッチリ。
トレーニングマシンは、器具を拭くタオルの使用方法に大きな変更がありました。今までは各マシン備え付けてのタオルを共有していましたが、現在は利用者が自分用の除菌タオルを使用するスタイルに変更。ちゃんと一人一枚です。一世帯に二枚じゃありません。これで接触感染を防ぐことができます。
施設内を見て、やまぴーがいちばん驚いたのは除菌スプレーの多さ。どこ見ても除菌スプレーが設置されてます。滋賀県の信楽町は人間よりタヌキの置き物が多いそうですが、そんな感じかな。ここまで除菌スプレーが置いてある施設は見たことないです。電車やスーパーよりよほど衛生的な環境でしょう。
利用者にコロナ感染対策を意識させる掲示物もよく見かけました。あと、休憩スペースではしばらく食事は禁止。スポーツクラブの真剣さを感じます。
スポーツクラブ全体のコロナ感染対策まとめは以下のとおりです。
- 入館と同時に手指消毒、検温計も用意
- スタッフのマスク着用
- 施設内の24時間換気
- 利用者同士のスペースを十分に確保した器具配置
- 利用者各自に除菌用タオル
- どこもかしこも除菌水
- 意識喚起の感染対策掲示
- スポーツクラブ内での食事禁止
スタジオレッスンでのコロナ対策を見た感想
スタジオレッスンの大きな変更点として、スタジオの人数制限の見直しです。参加者同士で十分な間隔が確保できるよう、各レッスンの定員数はかなり少人数に設定されました。
また、プログラム間の休憩で十分な消毒・清掃を行うため、ほとんどのレッスン時間が短縮されています。60分レッスンがほとんどありません。なんてこったい。でも我慢です。
そんな変更のなか、お目当てのレッスンを予約して、いざスタジオ入りです。
スタジオに入ると、床には等間隔で目印が記されていました。「バミリ」と呼ばれる立ち位置の目安で、参加者同士が密集しないように設置されたものです。実際にその場に立って参加者全員で両手を伸ばしてみましたが、隣の人に全然届きませんでした。
そうそう、インストラクター側はテープで動くスペースが区切られてました。しかし、これが「見えない独房か?」という狭さ。鬼ごっこで捕まった子どもが入れられるスペースみたいな感じです。申し訳ないけどちょっと笑っちゃたよ。
レッスン前にイントラさんへ「少しでもラインはみ出したら注意しますよ」と言ったら、「いいですよ、シカトするんで」と言い返される始末。こういうやり取りも1ヶ月ぶりで懐かしい。
インストラクターの人はレッスン開始直前までマスク着用。感染防止のためでしょうけど、なんかタレントの顔バレ防止みたい。いや、イントラさんって十分タレントなんですけどね。ていうかアンタらの顔は見慣れてるんだけどね。
参加側にも開始直前までマスクをしてる人がチラホラ。ちなみに、レッスン中もマスクで全然問題ありません。高地トレーニングの気分を味わう意味でも、マスク参加はありですね。
そしていよいよレッスンスタート。4月からはスタジオも24時間ずっと換気してるそうです。でも寒さはなかったかな。スタジオ内って普段から冷房効いてますし。抗ウイルスエアコンフィルターも設置してるそうです。
イントラさんによっては、移動を抑えるように指示されたりで、ちょっと物足りないときも。仕方ないんですけど。さらに「近距離での会話や発声」をさせないため、レッスン中は声を出さないようにお願いされます。声出し派のやまぴーとしてはちょっとツラいですが、これまた仕方ない。
飛沫感染予防の意味で、現在インストラクターは対面式ではなく背中を向けてのレッスンを推奨されています。なので普段は対面でやってるレッスンを、背中向きでスタートするイントラさんも。
でも普段のクセでうっかり左側から始めちゃう。でも温かく見守る参加者たち。レッスンが経過するにつれ、左右の間違いがなくなっていくあたりはさすがプロです。
だけど今度は右足を下げてながら「左足を後ろへ」とか言っちゃうイントラさん。でも温かく見守る参加者たち。ほっこりな展開でした。
レッスン終了後、ステップ台を使うレッスンなどでは各自が紙タオルと除菌水を使って消毒。なんか部活ノリでいいですね。自分は帰宅部でしたけど。
ドアを開けるときも、イントラさんが紙タオルの上からドアの取っ手をつかむ徹底っぷりです。そして退場時はハイタッチなしでご挨拶。いや、みんな心の中でハイタッチはしてるでしょう。
時間が短く動きも制限されたスタジオレッスンでしたが、1ヶ月ぶりに動くと超楽しかったです。1ヶ月禁酒した後に飲むビールみたいな感じですかね。やまぴーは酒飲まないんでわからんですけど。
身体動かすのが久しぶり過ぎて、短時間でもすごい疲れました。やっぱ日々のトレーニングは必要だと痛感。やまぴーのような家トレが続かない人間にとって、スポーツクラブはありがたい存在ですよ。
スタジオレッスンでのコロナ感染対策まとめは以下のとおりです。
- 人数制限
- レッスン時間短縮
- スタジオには利用者同士の距離を取る目印が設置
- レッスン中もマスク着用可
- スタジオ内の24時間換気
- 抗ウイルスエアコンフィルターも設置
- 利用者同士の距離が近くなる動作の禁止
- 声出しの禁止
- インストラクターの背面向きレッスンの推奨
- レッスン後は使用器具を消毒
- ハイタッチは心の中で
スポーツクラブのコロナ対策を体験した感想まとめ
以上、やまぴーが実際にコロナ自粛から再開されたスタジオレッスンに参加した感想でした。コロナ感染で避けるべき「3密」、すなわち
- 換気の悪い密閉空間
- 人が密集する場所
- 近距離での会話や発声
の対策がしっかり行われていました。言い換えれば、以下のとおりです。
- 十分な換気
- 利用者同士が密集しない十分なスペースの確保
- 飛沫感染対策を行ったうえでの会話
正直、電車内やスーパーよりはるかに感染リスクは低いと感じました。やりますね、スポクラ。
みなさんもご存じのとおり、今回の騒動でスポーツクラブは深刻な打撃を受けました。今も世間から厳しい視線を浴びている状況です。今後また感染者が出たときは、さらに厳しい状況になるでしょう。
しかし、スポーツクラブが行うコロナ感染対策、そして利用者各自がこまめな消毒、咳エチケットなどの感染予防を徹底すれば、感染は必ず防げます。
自分が愛する環境を失くさないために、友人であるスタッフさんたちの働く職場を守るために、各自でコロナ感染対策を徹底させましょう!
ご協力よろしくお願いします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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