4月1日より、スポーツクラブ各社でスタジオレッスンが再開されます。
政府から「コロナの温床」呼ばわりされたスポーツクラブ。その中でも、特に問題視されたのがスタジオレッスンです。
我々利用者が安全にスタジオレッスンを楽しめるようスポーツクラブ各社が行う、新型コロナウイルス感染予防をまとめました。
利用者側もコロナ対策の内容を知り、レッスンに備えましょう。
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コロナウイルス感染予防の基本方針
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から、集団感染(クラスター)が確認された場に共通するのは、以下の3つの条件が同時に重なった場であるという見解が示されました。
- 換気の悪い密閉空間
- 人が密集する場所
- 近距離での会話や発声
スポーツクラブ各社では、上記3つの条件が重ならないように注意を払い、各施設・サービスの営業再開に向けて対策を進めています。
スタジオレッスンでのコロナ対策
スタジオレッスンについて、スポーツクラブ各社でコロナ対策として以下の変更がなされています。
- レッスン時間を短縮し、レッスン前後の空き時間に換気・除菌・清掃を行う
- 換気のため、スタジオの扉を常時開放する
- 利用者間、インストラクターとの距離を十分に確保するため、定員制限を実施(定員減)
- レッスン中の大声やハイタッチなどの接触を禁止
- ホットレッスンの中止、または温度低下
今までスタジオレッスンを楽しんでいた方々には残念な変更ばかりです。が、ここはじっと耐えるのみです。
スポーツクラブ全体でのコロナ対策
スタジオレッスン以外でも、スポーツクラブ全体として以下のようなコロナ対策が行われています。
- 除菌剤の設置、および増設
- 定期的な館内除菌清掃の強化
- トレーニングマシンの使用台数制限(間隔確保のため)
- スポーツクラブ内の換気
- 従業員の出勤時の体調確認(検温など)
- 従業員のマスク着用、および手洗い・うがいの徹底
利用者である我々も、こまめな手洗いや消毒、またマシン使用後の除菌を心掛けましょう。
利用者に対するコロナ対策
新型コロナウイルス感染予防の見解から、以下に該当する場合はスポーツクラブを利用できません。
- 風邪の症状(くしゃみや咳が出る)や37.5度以上の熱がある方
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方
- 咳、痰、胸部不快感のある方
- 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
- 免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
- 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる方
- その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方
- 過去14日以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域への渡航、並びに当該在住者との濃厚接触がある方
また、以下の場合は極力スポーツクラブの利用を控えるよう言われます。
- 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方
- 人工透析を受けている方
- 免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
どの項目も、普通に納得できるものでしょう。
さらに、スポーツクラブ利用時は以下のことを心掛けたいですね。
- スポーツクラブ利用前の検温
- こまめな手洗い・手指消毒
- 咳エチケット
- ロッカー内や整列時の利用者同士の間隔確保
- マシン利用後の除菌
スポーツクラブがコロナによる不条理に近いバッシングを浴びている状況下です。我々利用者は「いつもどおり」品位ある行動を心掛けましょう。
スタジオレッスンにおけるコロナ対策まとめ
以上、再開されるスタジオレッスンについて、スポーツクラブが行う新型コロナウイルス感染予防まとめでした。
かなり利用者側としては手痛い変更ばかりですが、ここはスタジオレッスンが再開されたことを喜びましょう。
世間が落ち着けば、また元通りに戻るはずです。
参考資料
フィットネス関連施設における新型コロナウイルス対応ガイドラインのご案内と実行のお願い
フィットネス関連施設における新型コロナウイルス対応ガイドラインVer.5
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