こんにちは、やまぴーです。
新年度というか平成最後の一ヶ月のはじまりです。
今日は久しぶりにダンスネタ。去年一年間こっそりやっていたダンスインストラクターのお話でも。
インストラクターに挑戦
ブログではMOSSAの話ばかりのやまぴーですが、実はしっかりダンスも続けてましたよ。特に去年の4月から今年の3月末まで、某スポーツクラブでダンスインストラクターの仕事をしてました。ウソみたいですがホントの話。
何度か代行レッスンをさせてもらったスポーツクラブから、週末にダンスクラスの枠が空くのでレッスンを持ってみませんか、とのお話をいただいた次第です。
30代半ばダンスを始めたアラフォーサラリーマンが週末にイントラとか無理じゃね?
…と思いましたが、やまぴーの中の前田慶次が「だがそれがいい」と言うので引き受けることにしました。
でも慶次って負け戦が好きなんだよね。
クラスは入門者の方向けのストリートダンス60分のクラス。ヒップホップやハウス、ロックダンスなど幅広く行うクラスです。どうなることやら。
インストラクターは難しい
始めてみるとやはりインストラクターの仕事は難しかったです。
はじめに戸惑ったのが「ダンスをしながら説明する」こと。イントラなら当たり前のことですが、けっこう難しかったりします。
さらに細かく言えば「ダンスをしながら説明をしながら鏡越しに生徒さんの動きをチェックして補足説明する」という、かなりマルチタスクなことをする必要があります。これを毎回こなしてるイントラさんってすごいな、と改めて実感。
経験不足からテンパることもよくありました。
生徒さんからのリクエストで振付を準備したらその人はお休み。代わりにダンス未経験の生徒さんが来たり。はじめのストレッチのときに違う振付を急いで考えたりしてました。何事も引き出しはたくさん用意しないとダメですね。
なにより最初は全然人が来なくて苦労しました。初日がまさかの1名です。2週目は別の方が1名。3、4週目はゼロ。
ひょっとしてハズレ枠?とも思いましたが、昼間のサラリーマン仕事ではもっとハズレ仕事を担当しているのでダメージはありません。こんなところで社会人経験が役に立つとは。
そういえば、はじめはレッスン名を「ストリートダンス入門」で申請したのに「ダンスアラカルト」という意味不明な名前に変えられて軽くビックリ。なにそのセレブランチみたいな名前は?
でも昼間の仕事で一方的な仕様変更など慣れてますのでダメージはなし。ここでも社会人経験が役立ちました。
インストラクターは楽しい
しかしながら、難しいとはいえやはりインストラクターは楽しいです。好きなダンスをしながらお金がもらえるんですから最高です。「趣味と仕事は違う」という話をよく聞きますが、やまぴー的にはあんまり違わなかったかな。毎週楽しかったですよ。
おそらく、スタジオ内で自分がいちばん楽しんでいた気がします。あんまり楽しくて「これでお金をもらっていいのか?」と思ったほどです。もちろんもらうけどね。
普通のダンスインストラクターにありがちなコンテストの入賞やCM出演の経験はもちろん一切ありません。その代わり、歳をとってからダンスを始めたので、会員さんの気持ちは普通の先生より断然わかります。普通の仕事をしながらダンスを続ける大変さとかも。
このアプローチは自分でもけっこう上手くいったと思ってます。ジョジョの荒木先生がおっしゃる「弱点を武器にする奴ほど恐ろしい」というのは本当ですね。
レッスンの終わりに生徒さんから「ありがとうございました」や「楽しかったです」と言われるのも嬉しかったですね。イントラやってて良かった!と思える瞬間でした。あいさつは結構うれしいのでみなさんもイントラさんに言ってあげてください。
昼間のサラリーマン仕事では「ありがとう」なんて絶対言われないからね。なんか俺の普段の仕事ってすごいな。自分で書いて悲しくなってきたよ。
お世話になった先生
こうして、大変ながらも充実した一年間を過ごすことができました。オファーの話が来たときに、前田慶次の声に従って正解でしたね。
やまぴーがこうしてインストラクターのお仕事ができるようになったのも、これまでダンスを教えていただいた多くの先生方のおかげです。また、一緒に練習してきたダンス仲間のおかげでもあります。すべての方々にありがとうございます、と優等生っぽく締めさせていただきます。
あ、ダンスにはこれからも様々なかたちで関わっていきますよ。ですので、今後ともどうぞよろしく…、と初期のメガテンっぽく締めさせていただきます。
最後に、今回の件で特にお世話になった先生を二人を紹介します。関東圏にお住まいで興味のある人はぜひ一度レッスンに出てみてください。
ただし、これでダンスにハマって人生変わっても責任は取れませんよ。
栖原明生先生
東京大会!敗因は「絞り」
あまかったです!
応援に駆けつけてくださった方々ありがとうございました!!!#サマスタ #スタガイ #ミドル級 #栖原明生 pic.twitter.com/RFtDyBtpKU— 栖原明生 (@akio_kagetora) June 25, 2018
恐る恐る足を踏み入れたダンスクラスでこの人のダウンリズムを見た瞬間に、やまぴーの人生は大きく変えられた気がします。ヒップホップにはじまり、ポップ、ロック、ソウル、ブレイク、ハウス、パンキングまで、ダンスの大半はこの人から教わりました。
今回の件を紹介してくれたのもこの人。一生頭が上がらないと思います。
万里先生
いつもスポーツクラブらしからぬ高難易度のレッスンを展開してくれるハウスの先生。
また、ダンス以外ではブログ仲間でもあったり。
予想外に雑感がおもしろくてビックリするはず。ハウスダンスのレクチャー動画や音楽もたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。(近々リニューアル予定らしい)