ジョジョリオン「#69 岩人間と岩動物 その②」のネタバレ感想と考察

こんにちは、やまぴーです
今日は月に一度のジョジョリオンネタいきますよ

 

※ここから先はネタバレあり、というかウルトラジャンプ2017年10月号のジョジョリオンを読んでないとまったく理解不能な内容となっております

 

■岩人間はシリコン製?

ゴンドラのワイヤーに宙づり状態の礼さんにブレインストームくっつけまくって得意面でロカカカの解説を始めるアーバン・ゲリラ(アーさん)

トドメを刺す前のトークはNGでしょ
「冥土のみやげに~」といって返り討ちにあった例は数えきれません

 

ましてや「「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!」のジョジョワールドだというのに
「ヤッパリコイツ油断シタゼ!! 」になること間違いありません

でもそんなザコっぽさ満載なアーさんがみなさん好きなんですよね

 

アーさんのお話の内容を説明すると、ロカカカはもともと岩人間のためのもので人間とは相性が悪いんだと

メローネ風にいえば、うお座と牡羊座ぐらい相性が悪いってことですかね
じゃあ岩人間とロカカカは空気と爆弾ぐらい相性がいいってことですかね

とにかく、ロカカカも「等価交換」も岩人間のためのものだから、お前らが作った「新ロカカカ」もこちらによこせ、と
新ロカカカで岩人間たちの新しい世界を作るのだ、と

岩人間にとっての「新ロカカカ」は柱の男にとっての「エイジャの赤石」みたいな存在なんでしょうか

「昔から見つけたり栽培したりして来た植物」って言うわりには人間に新ロカカカ作られてるじゃん、とも思いますが

新ロカカカによって、人間にとっては酷い世の中に、岩人間にとってはワクワクする世界が来る、とアーさんはおっしゃります

また、アーさんに2発もナイフを投げた礼さんは、家に帰ったら靴ひもにしてやるとおっしゃってます

礼さんにとっても酷い時代が来るようです

 

なお、アーさんが「人間」と「ロカカカ」の相性の話で、

『肉体細胞の炭素とかケイ素結合の有機体の質の違いの話さ』

と言ってますが、こちらは岩人間がSFでおなじみの「ケイ素生物」であることの言及かと思われます

ケイ素生物(ケイそせいぶつ)は、SFなどでよく登場するケイ素(シリコン)で出来ている生物の総称。ケイ素生命ともいわれている。
SF世界においては、炭素と同族で原子価が四つであり、『生命のようなもの』が出来うるのではないかという観点から、ケイ素が注目された。(wikipediaより)

 

科学的には「ケイ素生物はありえない」らしいですが、いまだスタンドの謎も解明できないのに断定してほしくないですね

余談ですが、ケイ素生物は別マンガの「BLAME!」などで有名です

劇場アニメ『BLAME!(ブラム)』本予告① BLAME! The Movie Trailer①

 

で、話をジョジョリオンに戻すと、そんなゴンドラのやりとりを心配そうに見つめる定助

「豆銑さん…」

あれ?名字で呼んでるの?

礼さんは「定助くん」って呼んでるのに、距離感ありますね

康穂ちゃんをゴンドラから落とされたことを、根に持ってるんでしょうか

 

一方の康穂ちゃんは、めっちゃ自責してます

「バスに乗って…あたしが…」
「あたしがこの山へ来たから…!!」
「余計なことをしてしまった…」

いやいや、あんたオトリ扱いでゴンドラから落とされてるんですよ?
しかも呑気にロマノフ作ってたのはアイツですよ?

 

2人に無視されながらも、すぐそばで襲いかかろうとガリガリ岩盤砕いてる岩動物「ドレミファソラティ・ド」(ドちゃん)がけなげでかわいいです

 

■ハンサムの礼さんは突如反撃のアイデアがひらめく

さて、そんな相手の解説をハイハイ聞いてるだけじゃあジョジョキャラとはいえません

礼さんは「ドギー・スタイル」の能力で自分の前腕と二の腕をうまく固定し、なんとボウガンを作ります

※画像はイメージです

これはすごい!
ドギー・スタイルって特定の部位は固定させてペラペラできるんですね
これならマウンテン・ティムとも張り合えそうです
なんちゃって「バラバラの実」もできそうです

そして矢の代わりとして発射するのは、さっきまで使ってたスイーツのフォーク!

※画像はイメージです

バカっぽいですが、フォークを「ポトン」と落としてボウガンにセッティングするシーンはすごくカッコいいです

しかも発射されたスイーツフォークの矢は、アーさんのゴーグルに見事命中!

※画像はイメージです

ゴンドラのワイヤーにぶら下がりながらスイーツフォークを顔面にヒットさせるなんてジョンガリ・Aも真っ青の腕前じゃないですか

礼さん、いままで甘く見ててホントにゴメンなさい
今月の礼さんはカッコよすぎます

単純に考えると「礼さんの投げたフォークがアーさんに刺さった」だけなんですけど、言葉だけなら「ミスタの弾丸をはじき返すサーレー」の攻防戦のほうが凄いんですけど、それでもあのシーンはカッコよかった!

いいんですよ、弱くたってカッコよくて見どころがあれば

気に入らない人は「スタンドが弱くなった」って編集部にハガキ出せばいいんですよ

 

さらに、「もいっぱあああああつッ!!」とばかりにフォークを装てんしようとする礼さん

スペアのナイフは持ってないのにフォークは持ってる
あんた心底料理人だな

でも2発目はブレイン・ストームの攻撃もあり、残念ながら柱に刺さり命中せず
それでもスイーツフォークが柱に突き刺さるほどの発射力ってどんだけですか

ラストは力尽きてゴンドラから地面に落ちていく礼さん

残念ながら「答えは③」だったようです

 

■オレは上! きさまは下だ!!

地上に落ちた礼さんを見ながら

「豆銑さん…」

いまだに名字で呼んでますが、礼さんの行動に心は打たれた模様

「『厚い信望』…良く理解できた…」
「憲助さんがあなたを頼る理由が…」
「鑑定人としてだけで無く…」
「なんとしてでもあなたが必要な理由が」

考えてみたら礼さん、別に新ロカカカを探す理由ないんですよね
仁義に熱い人なんでしょうか
東方家と豆銑家はジョースター家とツェペリ家のような関係なのかな

「オレにも「順番」はある!!」
「まずはあいつから仕止めるッ!!」

と、ドちゃんを飛び越えてアーさんへ向かっていく定助

そういえばドちゃんって全然しゃべらないね
ホントにペット動物なのかな
これがホントの『ド畜生』ですね

 

定助を迎え撃つべく、地面にブレイン・ストームを発射して無数の穴をあけるアーさん

※画像はイメージです

穴画像は嫌いな人が多いのでチーターの柄で代用
浜辺にたくさん開いてるカニの巣穴のイメージです

今月号のはじめに、ブレイン・ストームが人体へ浸食していく過程が紹介されてますが、人体でなくとも地面や衣服にも穴を開けられる、かなり万能なスタンドっぽい

もろくなった地面へ下り、そのまま地中に潜っていくアーさん

※画像はイメージです

すごいな、ドちゃんいなくても地中進めるなんてますます万能です
バトル後にまさか仲間になったりしないよな

「生き物は岩と土の上に存在している」
「死を迎えたら「下」に存在する」
「おまえらのことだよ…うっかりしてたらずっと「岩の下」に居る事になっちゃっていた…」
「岩人間の「下」になあ」

上とか下とかポルナレフっぽいこと言ってますが、自分が上だといいながら地中に潜っていくあたりがアーさんのカワイイとこですね

そしてドちゃんと再び合体、ブレイン・ストームの攻撃に一瞬で穴だらけにされる定助

おめでとう礼さん、定助も穴だらけになったことで生存率も16%に上昇です

 

そういえば7番の燃料タンクどうなったんだ?
今回はあえて語らずでしょうか?

それとも「向かっていたのは杜王グランドホテルじゃなくて小道のポストでした」的などんでん返しがあるのかな?

ともかく、いよいよ決着間近です

 

次号、礼さんが見せる究極のトランスフォーム形態とは!?

「#70 岩人間と岩動物 その③」へつづく→
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今月は新刊も発売されたよ

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