前作から方向転換、万人ウケ映画になった『ジャスティス・リーグ』のネタバレ感想

ジャスティス・リーグ

こんにちは、やまぴーです。

本日のご紹介はやまぴーの大好きなアメコミ映画です↓
_映画『ジャスティス・リーグ』本予告【HD】2017年11月23日(祝・木)公開

オンリーワンが集まれば、世界も救える。

秒殺、興奮!2017年No.1アクション!

『バットマンVSスーパーマン』ザック・スナイダーが監督、『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドンが脚本!

個人的にDC映画は、マーベル映画に比べてちょっと…と思ってたら、今回はアベンジャーズの監督なんですか。

はたして吉と出るか凶と出るか…

あらすじ、登場人物紹介、そして感想はネタバレなし/ありのふたつです。

あらすじ

スーパーマン“亡き後の世界。宇宙から侵略の魔の手が迫っていた。もう1人のヒーロー、バットマンは、世界滅亡の危機をいち早く察知。
一人の正義じゃ世界は救えない――バットマンの超人スカウト作戦が始まる。集められたのは、オンリーワンな能力を持った4人の超人たち
つきぬけたチカラが、つきぬけたチームをつくる!”超”にもほどがある連携プレイで強大な敵に立ち向かう――これぞまさしく、正義のために戦う最強の”リーグ”(仲間たち)!
倒すべき敵はステッペンウルフ。3つ揃えると巨大な力を手にすることができる”マザーボックス“を集め、地球制服をたくらんでいる。
果たして、ジャスティス・リーグは力を合わせ、世界を救うことが出来るのか!

登場人物紹介

ブルース・ウェイン / バットマン – ベン・アフレック


最新兵器を次々と操る資産家。
超人スカウト作戦を仕切るヒーロー。

夜な夜な自分で作ったコウモリのスーツを着て、悪人たちを懲らしめる正義の味方。昼間の顔は超がつくほどの大金持ち。
今回、超人だらけのヒーローチームの一員として、どんな活躍をしてくれるのか楽しみです。

ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン – ガル・ガドット


愛と正義にあふれる美女戦士。
裏からチームをまとめるアネゴ肌のプリンセス。

神ゼウスとヒッポリタ女王の間に生まれたアマゾン族の王女、というか半分神様。RPGによく登場する「ビキニ鎧の女戦士」の原型になった人。
前作「バットマン vs スーパーマン」で衝撃のデビューを飾ったものの、当時は知名度ゼロだったため、「この人だれ?」な空気が映画館に流れたのを覚えています。今作では知名度もバッチリ上がっての参戦です。

アーサー・カリー / アクアマン – ジェイソン・モモア


プライド高き海洋生物の王。
バットマンを手こずらせるチーム1の武闘派。

海底王国アトランティスの王女と、人間の灯台守の間に生まれた地上育ちのアトランティス人。三つ又の矛を武器に水のなかでは超強いです。いや、水の外でも超強いです。寒い冬でも裸で海に入れます。
今作のあとに単品映画が控えてるみたい。

バリー・アレン / フラッシュ – エズラ・ミラー


時空を超える世界最速の男。
ヒーロー未経験の愛され系オタク。

日本では映画より先にTVシリーズでおなじみのヒーロー。稲妻に打たれたことにより、超人的なスピードを身につけています。テレビCMでは「コイツが主人公か?」っていうほど目立ってましたね。
軽口なうえにKYっぽくて、イケメンじゃなきゃ嫌われそうな性格。でも母親が何者かに殺され、父親が殺人犯として刑務所にいるという、かなりダークな背景も持っています。

ビクター”ヴィグ”ストーン / サイボーグ – レイ・フィッシャー


世界中のコンピュータにアクセスできる、人間デジタルデバイス。
敵の分析のエキスパート。

大学フットボールの選手だったが、事故により致命傷を負う。科学者である父親の手により、身体の大部分を機械化して生還。しかし得体の知れない自らの身体に恐怖を感じ、日陰者の生活を送っている。
「サイボーグ」っていうズバリな名前がかっこいいです。

ネタバレなし感想

この映画をひとことで表現するならば、

良くも悪くもアクの強さが消えて、万人ウケするヒーロー映画に

評価:★★★☆☆

ぶっちゃけ、最近のDC映画が好きじゃなかったんですよ。前作の「BvsS」は画面は暗いわ話も暗いわ対決とかいいつつ勝負になってないわで個人的にはかなりナシな映画でした。さらに前回の「マン・オブ・スティール」はまあまあでしたが、その間にあった「スーサイド・スクワッド」が、また個人的にトホホな出来栄えだっただけに結構DCには残念な印象を持っていたところです。

で、今回の「ジャスティス・リーグ」を見たところ、なんだ!意外とおもしろいじゃないか、と。
監督が途中でバトンタッチして、DCならではのアクの強さは消えちゃいましたが、むしろマーベルのように万人ウケする映画になったと思います。
っていうかアベンジャーズの監督に変わったんだからそりゃ似るわな。

前作までアクの強さが好きだったファンは不満でしょうが、今回のような「ワンダー・ウーマン」に近い軽いノリのほうが万人ウケするでしょう。
ストーリーも、ヒーローたちの内面の葛藤を描くより、各ヒーローの特殊能力をバンバン出してくれるほうがやまぴーは好みです。
マーベル映画との境界があやふやになりつつある点は認めますが。

以下、ネタバレないように良かった点を3つ挙げます。

画面が暗くない

前作は終始画面が暗かった気がします。
明かりが少ない暗闇のなかで、黒いスーツ着たバットマンがスーパーマンに緑のスプレー吹きかけてる印象しかありません。キャラの動きがよくわからず、CG処理でラクしたいからかな?と邪推したものです。

でも今作は画面が明るいね!
日中での戦いが多くてキャラの動きや表情がバッチリわかります。フラッシュなんて電気がパリパリして明るいなかをスローモーションで動くから、前作のバットマンの30倍ぐらい見やすいです。
画面が明るいと、なんとなくストーリーも明るい感じがしますね。

ストーリーも暗くない

前作に比べて実際にストーリーも明るいです。
前作は、どう考えても逆恨みしてるとしか思えないバットマンが、手加減してやってるスーパーマンに緑のスプレー吹きかけてる印象しかありません。
というかスーパーマンがいろんな奴から逆恨みされた挙句に最後は死んじゃう、というとんでもないバッドエンドです。

でも今作はストーリーも明るいね!
ストーリー自体が、前作の仲たがい(というか逆恨み)から、RPGゲームの最初みたいな仲間さがしになったのも大きいです。
そして新米ヒーローのフラッシュをはじめ、全体的にノリもトークも明るいです。前作ではずっと苦虫を噛み潰したような顔だったバットマンも、今作では身体を張って笑いを取ってくれてます。

各キャラに見せ場あり(例外あり)

今回はたくさんのヒーローが登場してますが、ひとりひとりにちゃんと見せ場があります。

一番心配されたのは、やはり唯一の一般人であるバットマン。
ほかのスーパー超人たちに囲まれて大丈夫か?スーパーパワーが「金持ち」で大丈夫か?

結論から言えば、ぜんぜん大丈夫でした。
なんたって「金持ち」ですから、みんなが集まる場所は彼の屋敷だし、移動手段も彼の自家用機。なんだかんだで彼がいないとストーリーが進まないようにできてます。やっぱ金のチカラってすげえわ。

実戦のシーンでも、むしろ「一般人」だからこそキャラが立っています。ほかの4人が瞬時に現場に駆けつけるシーンでも、ひとりだけちょっと遅れてやって来て「主役の登場だ」と言わんばかりです。
仲間との口論で、ちょっと小突かれただけでも後ろの棚に吹っ飛ばされたりして、「おいしい」としか言いようがありません。
ザコとの戦いだけで全身アザだらけになるところなど、ピークを越えたスポーツ選手を見てるかのように応援したくなります。

結局、大事なのは強さよりキャラの個性です。
「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」
を体現してくれた今回のバットマンです。

チームの紅一点、ワンダーウーマンもいい味出してます。
ワンダーウーマン
単品映画ではアイスクリーム好きの天然系でしたが、今回はチームをまとめるア
ネゴキャラに。相変わらず防御面積少なそうな鎧姿がセクシーです。
銀の腕輪による弾丸弾きも前作よりパワーアップしており、「盾で弾いたほうが早くないですか?」と聞きたくなるほど。
ガチンコな戦いだけでなく、相手がウソをつけなくなる「真実の投げ縄」を使ってのカミングアウト作戦
「ちゃららら~♪」のテーマソングの高揚感も健在です。

そして注目のルーキー、フラッシュ。
友達欲しくてジャスティス・リーグ入りするけど戦ったことはない、という完全にキレンジャー的存在です。じゃあお前はいままで赤いスーツを着て何をやってたんだ?と聞きたくなります。
「ペットセメタリー」とか「ドフトエフスキー」とか監督交代の影響をモロに受けたようなセリフ連発で観客をなごませてくれます。
エズラが「ファンタスティック・ビースト」でド暗なベアボーンをやってたことを知ってる人はギャップ萌えしますよ。

おなじくルーキーとなるサイボーグ。
元アメフト選手であの外見なんでバトル要員かと思ったら、能力的にはモニターのデータ見ながら分析する孔明的な存在でキャラが立ってました。
しかも、能力が自動的にアップデートされていくという、無料wifiじゃなかったら翌月の請求書が恐ろしいことになってそうな能力です。
身体が変形してサイコガンになったり、ポテンシャルの高さはチーム内でもダントツじゃないでしょうか。身体からどんどんコードが出てくる姿は、漫画「AKIRA」に出てきた鉄雄を思い出させてくれます。

なお、「ジャスティス・リーグ」ではシークレットでもうひとり超人が出てきますが、存在自体が反則なのでもちろんキャラ立ちはバッチリです。

とこのように、キャラは多いですが各キャラとも個性がバッチリと描かれてい……おっと、ひとり忘れてたわ。
アクアマン

アクアマンだけはちょっとキャラが弱かった気がします。ていうか戦ってたのほぼ地上だし。飛ぶときはサイボーグに助走つけてもらったり、バットマンの車にハコ乗りしたり、単品で「こいつすげえ!」って思えるシーンはなかったかな。

むしろ「コイツかわいいな」と思えるシーンがあったのを、映画観た人ならゼッタイ覚えているはずです。そう思うとアクアマンも十分キャラ立ってますね。
いやあ、でもあれは恥ずかしいなあ。中学生ならトラウマになっちゃうよ。

というように、前作とテイストを変えて登場した「ジャスティス・リーグ」
賛否は分かれそうですが、やまぴーとしてはヒーロー映画として前作より楽しめました。ザック・スナイダー監督のファンでなければ普通に楽しめる映画だと思いますよ。ファンの人は楽しめないだろうけど。

あ、映画終わっても席は立たないほうがいいです。

※ここから先はネタバレありとなります。
知りたくない人は、超高速で映画鑑賞を済ませてまた戻ってきてください。

ドフトエフスキー!

ジャスティス・リーグ

ネタバレあり感想

さて、ここからはネタバレあり感想です。
なかなか楽しめた「ジャスティス・リーグ」ですが、ちょっと物足りなかった点もありましたので、3つほど紹介します。

CGがショボすぎる

ライバルであるマーベル映画と比べるとCGがかなりショボかったです。
終盤に地中からバリバリ出ててくる触手がリアルじゃなくてガッカリでした。
サイボーグの動きも固かったな。パーカー着てるときと全然ちがう。アイアンマンにはまだ及ばないレベル。アップデートが必要ですね。

ストーリーが唐突すぎる

マーベル映画にもよくありますが、いきなりケンカが始まりいきなり仲直りする展開、もうなくていいじゃないですかね。バットマンが吹っ飛ばされるのは良かったですが。

スーパーマンも生き返ったと思ったら、ホントにペットセメタリーな狂暴化状態になっててワクワクしたんですが、恋人のロイス・レインが現れたとたんに沈静化して早いなオイ。まさしく『魔法にかけられて』じゃないですか。
ジャスティス・リーグ

そもそも今回の敵のステッペンウルフとか、マザーボックスとか登場がかなり唐突すぎて、重要って言われても実感が湧きません。
え?「アルティメット・エディション」に登場してる?
いやいや、そこまでチェックする人なんてないっすよ。

敵がザコすぎる

ステッペンウルフ
ステッペンウルフがザコすぎます。ツラが悪くてデカけりゃいいってモンじゃないんですよ。むしろそれがザコっぽさの原因です。
手下のパラデーモンがしゃべれないせいか、ボスみずからが自分の境遇を延々としゃべる姿は悲しいモノがあります。
ヒッポリタ女王も「うんうん、追放されて大変だったんだね」とか相づち打ってあげれば、もっと時間が稼げたんじゃないでしょうか。
手下かと思ったパラデーモンに食われる最期はけっこう好きでしたが。ヘルメットだけが「カラン」って残されるシーンも。

エンドロール以降のオマケ映像で、レックス・ルーサーとデスストロークが今後手を組んでいくようなシーンがあります。でも映画を観たあとだと「たかだか人間ふたりが組んでもさ」みたいな気持ちになってしまいます。

まとめ

ということで、よくも悪くもライバルであるマーベルテイストに近づき万人ウケ映画となった「ジャスティス・リーグ」
ザック監督ファン以外は普通に楽しめると思います。
過去のDC映画で予習しておくと、さらに楽しめるでしょう。

今後は万人受けテイストは残しつつも、DCならではの世界観が展開されていけばいいなあ。
次回の『アクアマン』に期待ですね。

ジャスティス・リーグ

『ジャスティス・リーグ』
Justice League

キャスト(カッコは吹き替え)
ブルース・ウェイン/バットマン – ベン・アフレック(小原雅人)
クラーク・ケント/スーパーマン – ヘンリー・カヴィル(星野貴紀)
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン – ガル・ガドット(甲斐田裕子)
アーサー・カリー/アクアマン – ジェイソン・モモア(安元洋貴)
バリー・アレン/フラッシュ – エズラ・ミラー(細谷佳正)
ビクター・ストーン/サイボーグ – レイ・フィッシャー(諏訪部順一)
ステッペンウルフ – キーラン・ハインズ(壤晴彦)
ロイス・レイン – エイミー・アダムス(中村千絵)
アルフレッド・ペニーワース – ジェレミー・アイアンズ(金尾哲夫)
ジェームズ・ゴードン – J・K・シモンズ(立川三貴)

監督 ザック・スナイダー
脚本 クリス・テリオ、ジョス・ウェドン
原案 クリス・テリオ、ザック・スナイダー
原作 DCコミックス
製作 チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー、ジョン・バーグ、ジェフ・ジョンズ
製作総指揮 クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、ジム・ロウ、ベン・アフレック、ウェスリー・カラー、カーティス・カネモト、ダニエル・S・カミンスキー、クリス・テリオ
音楽 ダニー・エルフマン
主題歌 シグリッド『Everybody Knows』
撮影 ファビアン・ワグナー
編集 デヴィッド・ブレナー、リチャード・ピアソン、マーティン・ウォルシュ
製作会社 ラットパック・エンターテインメント、アトラスエンターテインメント、クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ、DCエンターテインメント
配給 ワーナー・ブラザース映画

スポンサーリンク
Googleアドセンス336
スポンサーリンク
Googleアドセンス336
スポンサーリンク

フォローする

関連コンテンツ(レスポンシブ)
スポンサーリンク
Googleアドセンス336
スポンサーリンク